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Victo Hugo
複合オフィス

パリ(16)

建築主 : 個人
2019
延床面積 : 1 080 m²
費用 : 270万ユーロ
プロジェクトマネジャー : Paul Coppéré
クレジット : Axel Dahl

Studio Vincent Eschalierが、パリ16区の特権的ともいえる環境に囲まれたこの邸館を、徹底したコンテンポラリーな建物に改築するプロジェクト。建築家はまず現場の大規模な一掃作業により、空間を明確に把握しました。遮蔽物がなく明るくなったスペースは、設計において大きな自由、可能性をもたらすのです。

むき出しの天井、ステンレス鋼やコンクリートは、ほぼ工業的なエスプリを彷彿とさせます。この素材の遊びは、寄木張りフローリングと白い塗料というノーブルな組み合わせと調和し、現代的なオフィスの再解釈である和らかめの無機質トーンをクリエイトします。構造工事では、すべてのプラットフォームで完全な可視性を維持するために間仕切りは最小限に抑えられ、視界を遮るものを排除することに主眼が置かれました。光とその反射効果が板ガラスとステンレス鋼を通して生まれます。

歴史ある外観と現代的なオフィス空間との、強いコントラストが確立されています。保存状態が最も優れている一部屋のみが、歴史遺産として残されました。歴史的に重要なファサードの一部にいくつかの開口部を造るため、国の歴史的建造物管理当局の建築家チームとの交渉が長く続きました。